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ストレングス・ファインダー

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう
トム・ラス

1. 自我

説明

自我という資質を持つ人は、他人の目から見て非常に重要な人間になることを望んでいます。独立心に富み、人から認められたいと思っています。

強み:世の中に大きな影響を与える。独立心が強く1人で何かを成し遂げる。スポットライトを浴びる中で最高のパフォーマンスができる。
弱み:自分がどう見られているかに意識が向きやすい。共同作業が苦手。目立ちたがり屋。

行動計画

  • 仕事の内容を自分で決めることができる仕事を選びます。 あなたは自立に伴うリスクを恐れません。
  • あなたにとって人の評価は重要であるため、どのような評価を得たいのかを明確にし、そのために細かい努力を重ねます。 たとえば、あなたの信用を高めるような肩書きを得たり、知名度を上げる記事を書いたり、あなたの業績を賞賛する人たちの前で話す機会を設けたりします。
  • 家族、親しい友人、同僚と、あなたの夢や目標を共有します。 彼らの期待があなたの達成意欲を持続させてくれます。
  • 常に実績に重点を置きます。 「自我」の才能を持つあなたは、非常に高い目標を掲げるでしょうが、 あなたの実績がこれらの目標に見合っている必要があります。さもないと人からほら吹きだとうわさされかねません。
  • あなたは、自分のパフォーマンスを見てもらえる状況で力を発揮します。 人から注目されるような機会を見つけてください。 裏方のような役割は避けてください。
  • 重要なチームや重大なプロジェクトを率いると、あなたの能力を存分に引き出されます。 リスクが高いときほど、あなたは大いにやる気が出ます。 重大な局面にあるときにこそ、ボールを自分に回してほしいことを他の人たちに知らせてください。
  • 達成したいと強く望む目標、成果、および資格をリストアップし、よく目に付く場所に掲示します。 このリストで自分を鼓舞します。
  • 最も高く評価され、賞賛されたときのことを思い出します。 どのようなことで認められ、賞賛されましたか? 誰によって認められ、賞賛されましたか? どんな人たちの前で認められ、賞賛されましたか? その瞬間を再現するには、何をすればいいでしょうか?
  • 「自己確信」の才能が高くない場合、失敗を恐れてしまうことがあることを受け入れます。 たとえ失敗を恐れても、自分の意見を主張することはやめないでください。 逆に、失敗を恐れる気持ちを利用して、自分の実績が主張に見合うものになるように努めます。
  • あなたには、他の人があなたをどのように考えているかを自然に察知する能力があるかもしれません。 あなたには、自分のことを好きになってもらいたい特定の受け手がおり、彼らの承認や賞賛を得るためにはあなたは何でもするでしょう。 他人からの承認に依存するのはいささか問題があるにしろ、あなたの人生の中で重要な人々から好きになってもらい、賞賛を受けることを望むのは悪いことではないことを理解してください。

2. 個別化

説明

個別化という資質を持つ人は、一人一人が持つユニークな個性に興味をひかれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。

強み:人間1人1人を理解している。違いを尊重する。1人1人の強みを活かしたマネジメント。適材適所を実現できる。人を決め付けない。
弱み:個人を大事にしすぎてグループ全体のニーズを犠牲にしまう。1人1人オーダーメイドの対応をしてしまって時間が足りなくなる。

行動計画

  • カウンセリング、指導、教育、記事の執筆、販売など、「個別化」の才能が活用され、重視される仕事を選びます。 あらゆる人の個性を見つけられるあなたの能力は、特別な才能です。
  • 自分自身の長所と個性をうまく説明できるようにします。 たとえば、次のような質問に答えてみてください。今までに受けた最高の賛辞は何ですか? どのくらいの頻度で上司と連絡を取るのが理想的ですか? 人間関係を築くときの最善の手段は何だと思いますか? どのような学習方法があなたにとって最も効果的ですか? 次に、同じ質問を同僚や友人に対して行ってください。 まず自分の長所を把握し、その長所を活かしながら将来の計画を立てられるように手助けをします。
  • 人種、性別、国籍を問わず、真の多様性は各個人のわずかな違いの中に存在するということを人に伝えます。
  • それぞれの人を異なる個人として捉えるのが適切であり、公平であり、効果的であることを説明します。 「個別化」の資質が高くない人たちは、個人の差異に気付かず、個別化は不平等で不公平だと主張するかもしれません。 説得力を持たせるためには、あなたの考え方を丁寧に説明する必要があります。
  • チームの個人が何を最も得意としているかを理解してください。 次に、彼らが才能、スキル、知識を発揮できるように支援してください。 あなたが皆の最大の利益を考えていることを理解してもらうために、あなたの論理的根拠や哲学を説明しなければならない場合があります。
  • あなたは他の人の好き嫌いを理解し、各個人に合わせた対応を行うことができます。 これにより、あなたは独自の立場を得ます。 あなたの「個別化」の才能を利用して、1つのものさしがすべてに当てはまらないような領域を見つけてください。
  • 同僚や友人に、各個人にとって必要なものが何なのかを気付かせます。 そのうち、他の人の行動や振る舞いについて、あなたに説明を求めるようになるでしょう。
  • 話題を聴衆の個人的な経験に関連付けることによって、あなたのプレゼンテーションや弁論は最も人を魅了します。 あなたの「個別化」の才能を利用して、実際の逸話を収集し、それを伝えてください。このような逸話は、一般的な情報や理論よりもはるかに説得力を与えます。
  • あなたはさまざまなスタイルや文化になじんで、交流を直感的に自分のものにします。 多様性やコミュニティの活動を指揮することによって、これらの才能を意識的かつ積極的に活用してください。
  • あなたの「個別化」の才能は、データの解釈においてまったく別のアプローチを取ることを可能にします。 他の人は類似性を見いだしている場合でも、独自性を重視します。 あなたのこのような解釈は、価値ある視点を付加します。

3. 収集心

説明

収集心という資質を持つ人は、より多くの知識を求める知りたがり屋です。ものを集めたり、あらゆる種類の情報を蓄積したりするのが好きな人が、このタイプに多くみられます。

強み:役に立つものを集める。集めたものを必要な人に渡して助ける。情報を提供して人を喜ばせる。
弱み:ものを溜め込みすぎる。整理ができていない場合、活用できず宝の持ち腐れになる。

行動計画

  • 教育、研究、またはジャーナリズムのように、毎日新しい情報を得ることが求められる仕事を探します。
  • 情報を保存して簡単に探し出せるシステムを考案します。 切り抜いたすべての記事を1冊のファイルにまとめるというシンプルなシステムから、コンピュータのデータベースという高度なシステムまで、いろいろなシステムが考えられます。
  • 「目標志向」または「規律性」の才能の高い人とパートナーになります。 このような人は、あなたが知的好奇心のせいで興味深くはあるが本筋からそれた道を進んでしまっているときに、本来の目的を達成する手助けをしてくれます。
  • あなたの精神は開かれており、吸収力があります。 あなたは、スポンジが水を吸収するように情報を自然に吸収することができます。 ただし、スポンジの主な目的が吸収したものをずっと保持しておくことではないように、頭に知識を蓄積しただけというわけにはいきません。 出力のない入力は停滞を引き起こします。 情報を収集し、吸収したら、あなたの知識によって最も利益を得られる個人やグループにそれを知らせて、意図的に情報を共有してください。
  • あなたには、事実、データ、アイデアをたくさん蓄えておく生来の資質があるかもしれません。 実際にそうである場合は、エキスパートとして身を立ててください。 あなたの「収集心」の才能に従うことによって、あなたは特定の分野の権威として知られるようになる可能性があります。
  • 単に情報を収集するだけにならないようにしてください。 ある時点で、得た知識を活用して行動を起こす必要があります。 他の人にとって最も価値のある事実やデータを特定することを重視し、その人たちの利益のために情報を活用してください。
  • 自分が専門とする分野を見つけ、その分野に関する情報を積極的に集めます。
  • 刺激を受ける本や記事を読む時間をスケジュールに組み込みます。
  • 徐々にボキャブラリーを増やします。 新しい言葉を覚え、その意味を学びます。
  • 収集した情報を他の人と共有できる機会を見つけます。 また、質問に答えることが楽しみであることを友人や同僚に伝えます。

4. 指令性

説明

指令性という資質を持つ人には、強い存在感があります。状況の主導権を握り、決断を下します。

強み:裏表がなく率直。意見の対立や議論を恐れない。喜怒哀楽など感情がはっきりしている。耳の痛いフィードバックでも真摯に受け止める。状況の主導権を握ってコントロールする。存在感がある。
弱み:人から強制されるのが嫌い。独裁的になる。横柄。直球の言葉で人を傷つける。

行動計画

  • あなたが持つ「指令性」という才能は、あなたを権力争いに巻き込む可能性があります。なぜなら、あなたは運転席に座ることが大好きだからです。 しかし、たとえ正式に責任者でないとしても、あなたがその場にいることで、見えない強力な力を感じさせてしまいかねません。
  • 自ら進んで障害を解消してください。 他の人は物事を進めるために、あなたの自然な決断力に頼ります。 あなたが障害物を取り除くと、あなたなしではありえなかった新しい機運と成功を生み出すことも珍しくありません。
  • 委員会では委員長になることを検討してください。 実現するところを見たいものについて、あなたは明確なアイデアを持っています。さらに、あなたはグループがあなたに従うように影響を及ぼすことを自然とできます。 新しい構想の先頭に立つことに心地よさを感じることがあります。
  • 相手を説得することが必要な仕事を探します。 営業職が自分に向いているかどうか検討します。
  • 大義を掲げ、それを貫きます。 抵抗勢力の中で大義を守り抜くという場面で優れた能力を発揮するでしょう。
  • 常に、問題に立ち向かえるように心の準備をしておきます。 訓練により、説得力を持つ言葉、声のトーン、話し方を身に付けます。
  • 人との関わりの中で、慎重さを要するデリケートな問題についても率直に話すように心がけます。 真実から目をそらさないあなたの姿勢は、同僚や友人に精神的な強さと一貫性を示します。 包み隠しのない率直な人物として評価されるように努めます。
  • 人に意見を求めます。 あなたの率直さはときに威圧的になり、相手があなたの反応を恐れて萎縮してしまうことがあるので 注意します。 必要であれば、あなたの率直な態度は、単に物事を隠すのが心地よくないからであって、相手を威嚇して黙らせるためではないのだということを説明します。
  • 「社交性」や「共感性」の才能の高い人とパートナーになります。 障害の中にはあえて直面しなくても回避できるものもあります。 「社交性」や「共感性」の才能の高い人は、人間関係の中で生じる障害を回避する手助けをしてくれます。
  • 「引き受ける」というあなたの態度が、危機におかれた人たちを落ち着かせ、安心させます。 特に苦しい課題に直面しているときは、他の人たちの不安を和らげ、すべてはあなたの制御可能な状況であると確信させるためにあなたの持つ指令性を用いてください。

5. 戦略性

説明

戦略性という資質を持つ人は、目的に向かうための選択肢を想定することができます。いかなる想定に直面しようとも、適切なパターンと問題点を直ちに予測することができます。

強み:あらゆる可能性を検討する。物事を進める最善のルートを見つける。全体像が見える。いくつも方法を思いつくので、可能性を諦めない。
弱み:いつもと同じやり方で物事を進めたくない。新しいことを試したい。ルートを検討するだけで動き出さない。

行動計画

  • 関連するパターンや問題が浮かび上がってくるまで、達成したい目標について深く考える時間を取ります。 この時間が戦略的な思考にとって欠かせないものであることを覚えておきます。
  • あなたは、他の人たちよりも物事の影響力をはっきりと把握することができます。 この能力を活用して、自分が取る対策を詳細に準備しておきます。 いざというときに準備ができていなければ、物事がどんな方向に進むかを知っていても意味がありません。
  • 重要な働きをし、あなたの戦略的な思考に貢献すると考えられるグループを見つけます。 あなたはこのグループのリーダーになることができます。
  • あなたの戦略的思考は、明確なビジョンを維持し、それが単なる夢物語に終わることのないようにするのに必要です。 ビジョンを現実のものにするために、すべての可能性がある方法を十分に考慮してください。 賢い先見の明があれば、障害が発生する前にそれを除去できます。
  • 特定の問題に困っている人や、障害やバリアで妨害されている人に、あなたが相談相手になれることを知らせてください。 他の人がもう解決方法がないと確信しているときでも、あなたは自然と方法を見つけることができるため、人を成功に導くことができます。
  • あなたは、他の人よりも簡単に潜在的な問題を予測することができます。 あなたの潜在的な危険を察知する能力はネガティブな考え方であると見なされる場合もありますが、不測の事態に陥らないようにするには、あなたの洞察を共有する必要があります。 あなたの意図が誤解されないようにするには、将来の問題を指摘するだけでなく、それを防止または克服する方法も伝えてください。 自身の洞察力を信じ、努力が報われるようにそれを活用してください。
  • あなたの戦略的思考は、他人のアイデアを軽んじているのではなく、計画のすべての面を客観的に考察する生来の傾向であることを理解してもらうようにしてください。 あなたは悲観論者ではなく、何が起ころうとも目標を達成できるようにするための方法を模索しているのです。 あなたの才能は、自身の目標を見据えながら、他の人の視点を検証することを可能にします。
  • 自分の直観力をできるだけ信じるようにします。 たとえ論理的に説明できなくても、あなたの直観は生来の先見性から生まれたものです。 このような感覚に自信を持ってください。
  • 「活発性」の才能の高い人とパートナーになります。 このような人の行動力のニーズとあなたの先見力のニーズにより、強力なパートナーシップを形成することができます。
  • 新しい構想や事業には、必ず初期段階から関与するようにしてください。 あなたの革新的でありながらも段階的なアプローチは、クリエーターにとっては致命的な視野狭窄を防いでくれるため、企画の開始時に非常に重要です。