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Agile Japan 2018

モブプログラミングと”フロー”の力

Psychological Flow And Lean Flow

心理学的なフローとは、没入すること
Zoneに入るということ
一人でなくチームでフロー状態になる事はできるのか
Team Flowの条件
Collective ambition
Common goal
Aligned personal goals
High skill integration
Open communication
Safety
Mutual commitment
....

リーンのフロー、製造業のフロー
The Principles of Product Development FLOW
キューをなくす事が重要
ストーリーはアイデアからくる
queueing waiting distraction interruption multitaskingをなくす

Idea -> Story -> Design&Code -> Deploy -> Feedback -> Evaluate -> Idea
何処かで学ぶとかはない、すべての場所で学ぶ必要がある
一人ひとりのアウトプットではなく、みんなでやる

The Principle of Queueing Waste
キューは製品開発の経済学で一番の無駄
質問に対する待ち時間をいかに無くすのか

心理学的FlowとリーンFlowを足すこと
個人のフロー、チームのフロー、リーンのフロー
Flow Plus Flow Plus Flow -> Flow++
一つのことに集中すると多くの問題が解決する

Robert Henri
きれいな文字を書くのにもっとも重要な事がある
大事なことは、アートを作ることではなくて、
自然にアートを作り出すような素晴らしい状態に居ること
環境や準備を十分にする必要がある

測るのはちょっとどうかな、測りはじめると
マネージャーがそれに注力しはじめるからやめた方がいい

メンバーはやる気がある人、やりたいって事がまず重要
無理にやらせるのはいい結果につながらない

JapanTaxiの挑戦

タクシー会社の三世、MBAとか取った
ザ・労働集約産業
10年ぐらい自分も運転手をやって心を掴んだ
GPSつけてみたら、パチンコ屋にタクシーとまってたり
気がついたらマップとかでITをやらざるおえなくなった
海外ではUberとかでタクシーが死んでいる
全産業IT化の状態になっている
アプリ開始時の日本交通のシステム部門、全員スーツ
アプリやろうとしたら全員富士通のWindowsだった
そんで一人偶然詳しい人がいて中古のMacで3ヶ月で作った
名古屋のタクシー会社に1000万で売れるって話もあった
担当者に絶対やっちゃだめだと言われた
そんでクラウド化して、全国化する事になった。
電気がついてたら消せ!
オペレーションだから1円単位の戦い
朝7時に来てた世界から、エンジニアは朝これない
最初は面白がって社訓とかやってたけどもう無理ってなった
結局、就業規則から全て違う、会社もかえた。
看護休暇とかいらねーだろとか思いながら作ってきた
ITっていうはもう経営の根幹に練り込んでいかないといけない
正直IT後付した方が楽、IT先行だと大変
国交省の人たちと実証実験を繰り返して相乗りできるように
各国のタクシーアプリとローミングの交渉
Google Mapsでタクシー呼べる機能があるそれが一番多い
タクシーのサイネージをおいたりとか
KDDIとかの人群情報とかで、客がいそうな場所を出す
タクシーのワイパー情報とかとれば、豪雨情報とか
車載カメラもあるし、ここのスタンドが安いぞとかもわかる
小学生にタグをつけてもらって、タクシーで場所がわかる
徘徊する老人を確保したりとかもできる
タクシーの屋根に3Dライダーを搭載して、道路のたわみを検知
ウーバーと比べると見劣りする、これから上場に向けてがんばりたい

JapanTaxiはいかにリアルxITを実現したのか
生存本能、やらないと絶対勝てないぞ、どうせやるなら自分がやりたい
IT失敗したらいつでもタクシーに戻れる
新しい世界に参加して、頑張っていこうってなった。
スペースが半分と1個で違うとか、わけわかんねーぞ。
TechCampに参加したけどもっと曖昧な世界でやらせてって気分になった

俺が雇ったエンジニアは明るく楽しく元気よく
入れたCTOが使えないエンジニアだからと全員解雇した。

タクシーのUI/UXをしっかり中心にする
日本交通から言われる、なんでJapanTaxiの人に甘いと言われる
色々プロダクトでやってるけど、知らなかったってこともある

最初の2・3年は法律俺w ここまでにやれ
最初のメンバーはSIだから、やれといったことはやる
ただ、やれといった以上のものはない
VPOEは直近2年とかの計画CTOはもっと先を計画

リアルの資産を遠慮なく使わせてもらうんだからリスペクトする

大企業の人に熱く未来を語るのはとても得意だから
エンジニアはエンジニアの戦いをうまくしてもらう
紙コップぐらい買えよっておもったけど会社で買った

地域公共交通だから、個別ニーズに合わせていかなければならない
パワープレイで戦う場所ではパワープレイしなきゃいけない
タクシーの強みは全車種あわせられる、同じカメラ、同じセンサー

悩めるユーザー部門・IT部門・ベンダーそれぞれに贈る、成功と失敗から捉えたAgile活用の勘所

要求を理解するためには共通理解を獲得する体験が必要
現場観察→業務フロー
体験→ワイヤフレーム
シナリオづくり→ユースケースマップ

日本の製造業で生まれたカイゼン活動は、組織のアジリティがカギ

ベルトコンベアを撤去して、5日間で成果になった
もっと早くやっていけばよかった、躊躇している時間がもったいなかった
徹底的なムダの排除・従業員の知恵と働く意欲
→これは開発現場でも実践できる
俊敏な製品開発はどのようにして企業全体でやっているのか

逆張り戦略、二つ折り携帯が流行ってる時にINFOBARを出す
難しい方と楽な方があれば、難しい方を選べ
世の中の商品より半歩先を行く商品を作れ ニーズ型

生命保険会社でAgile?

1月から大々的な組織変更、アジャイル変革ジャーニー
アジャイルオーケストラ
従業員16万人、日本の国家予算の2倍の資産
要件定義フェーズでは、いかに詳細に、いかに明確にするか
十分に詳細じゃないのでやれませんみたいな事が発生していた
承認やレビューに何十人も設定されていて大変だった
複数プロジェクトへのアサインが状態化していた
プロジェクト期間が長く、リリースする頃には古くなっていた
ハヤブサ・最も早い、イノベーション、コラボレーション
Agile Business Capability
トランスバーサルチーム:アジャイルオーケストラ、セキュリティ
プラットフォーム:インフラ、ミドル、DevOps
Tribe - 何をするか ビジネス
Guild - どのように実現するか プラクティス 改善
Transversal - アラインする コントロール 品質 ガバナンス
自立的なチームとは、End to endで開発できるチーム
Developerのスキル、テストのスキル、ビジネススキルなど
新しいRole、過去のRoleは全て廃止
Tribe Lead:ミニCIO、デリバリー、予算、ビジネスとの関係
Product Manager
Product Owner:ミニCEO、何をするか、ロードマップ、優先順位
Squad Analyst
Test Lead
Developer
Agile Coarch
Scrum Master
Engineer - Test Lead, Frontend, Mainframe, Fullstack, SFDC
どのように達成するのか
戦略レベル ー ロードマップ、ポートフィリオ
ドメインレベル ー ドメインバックログ
プロダクトレベル ー プロダクトバックログ、ユーザーストーリー
スクワッドレベル ー 詳細なユーザーストーリー
Community of Practice
メンバーにとっての長期的な価値
組織にとっての長期的な価値
メンバーにとっての短期的な価値
組織にとっての長期的な価値
コンピテンシーの開発
見習い、職人、達人
Agile Coarch
Remember the feature
Make the roadmap
Assessment
Make plans
Retrospective
最優先事項
Agilityをあげる、Agili Practiceの導入
Engineerの採用
Agile Coarchの採用

さあDX時代!アジャイルな組織への変革にどう取り組むべきか

デジタルトランスフォーメーションにはアジャイルは必須
変化しているのは価値、価値が変化するから、素早く頻繁に価値を届ける
小さな投資で大きな価値を生み出すために技術力が必要
鳥の群れ、一番前のやつが疲れると、後ろの鳥が交代する
これは群れの目的が一致しているから鳥が交代できる
従来は要求を固定して、リソースと日程を動かす(値段勝負)
アジャイルはリソースと日程を固定して、要求を動かす(技術勝負)
アジャイルを組織に合わせるのではなく、組織をアジャイルにする
ウォーターフォール組織にアジャイルを適用してももとに戻ってしまう
コンポーネントチームはWIPが増大しやすい
成果主義評価では、コラボレーションが阻害されやすい
成果主義だと他の人に教えないほうが得をする
受託開発をやっている限り、目的の不一致が発生する
ドリルを買いに来る客はドリルがほしいのではなく穴がほしい

Spotify model
Spotifyは誰かからコピーしたわけじゃないけど
Spotifyは誰かにコピーされる
Spotifyは模索してその状態になっているだけ

従来ルールからの治外法権
アジャイル特区を設立する
人事制度とか評価制度を変えるために独立させる
全て元の会社に統合して戻す

ドメイン>サブドメイン>部隊>分隊 (+ギルド)
Accelerate Approach Overview
DiscoveryフェーズでAs-Isを知りTo-Beをデザイン
POCフェーズで小さな組織にTo-Beを実証
Rolloutフェーズで全組織にTo-Beを適用
IBM Accelerate Framework
アジャイル組織変革をアジャイルでやる

ワークグループ
組織構造、リーダーシップ、オペレーティング、トレーニング、コミュニケーション

知識集約型の製品開発においてプロダクトオーナーがやるべき3つのこと

プロダクトオーナーとプロダクトマネージャー
プロダクトマネージャーはわかりやすいけどプロダクトオーナーは説明しにくい
「作る」から「使い続ける」へ
モノからコトへのパラダイムシフト
モノを作らずコトを得る
コトだけを売る
複数リリースごとに改善するアーキテクチャにしなければならない
そうするとプロダクトマネジメントも変えていかなければならない
プロジェクトマネジメントは正しく作る
プロダクトマネジメントは正しいものを作る
インターネット時代のプロダクトマネジメント
プロダクトオーナーが全部決めてくれる神になる
そうするとすげーやることが多くてとっても大変
リーンスタートアップでは仮説検証を繰り返せば価値を見つけれるという話
スティーブ・ジョブズはは仮説検証を2000回したのか?
仮説検証をどれだけやっても見つかるわけがない
モダンアジャイルという妄言が発生した
最高安全最高継続
HBRにアジャイル経営の記事がのった
アジャイルやると数字にどう効いてくるの?
チームが明るくなった、たしかにいいね、で、どういう成果がでるの?
作った人たちもPOについては勉強をしているところ
「タレント」の時代・トヨタの強さの秘密、これらの本が原点
仕組み化をし尽くしたあとに残ったものがプロダクトオーナー
なんで日本人が来たんだ?日本の自動車会社から学んだのに・・・
Lean, Agile, Fragile
Toyota = 80%海外売上、70%海外生産、実質無借金、1兆円R&D、2兆円営業利益
POはThe art of Ding twice the work in half the time発
PMはProduct Development Performance発 HWPM
市川さや Shockさんのおじいちゃん
サーバントリーダーは現場の人を助ける、これがSM
SMはTOYOTAでいう班長組長のこと
Toyota = TPS + gemba QC = Classic Leanがアメリカ人の理論
トヨタの付加価値を生み出す構造仕組みはまだ理解されていない
Toyota's mass productionこそがTPS + gemba QC
Toyota = TPD + TPS + Ishikawa's TQC
Product Development Product engineering
Production engineering Production management
TPSというのはProductionの話、TPDがProductの話
主査は製品の社長であり、社長は主査の助っ人である。
主査=CE=Mini CEO
POは製造受託、下請け用、社内受託
製品企画がPOの本当の仕事
TPSはLMSになった
TPDはLPDになった
SAFe
ハーレーはThe LEAN MACHINEで利益回復した
TPSは1-5%程度の利益
TPDは95%以上の利益
消費者が買うプロダクトの体験価値
池袋のジュンクドウにはトヨタの本が大量にある
複製品質は製造品質にかかわるから、ばらつき統計的品質管理が重要
いまは複製能力コストを考慮し前提とした一品物を作る
PO=製品開発、企画の質、設計品質、価値創造、イノベーション
複製されるに値するモノの創造競争
グローバル化、情報化、知識化
スケールのための仕組みではなく、スケールに値する価値
欧米のリーン派生物Agile/Scrum/Leanも全てTPSからのもの
Design Thinking HWPM SBCEがTPDのものだけど、イマイチ
媒体が有形なら製品、媒体が無形なら体験
経済的に価値を生み出しているのは実際はTPDである
会計上では資産なのに実務では負債扱い
会計上で仕分けできない無形物が資産
サービス化とはモノ・コトわけなくてよい
企業戦略、現状からあるべき姿にいくためのリソース資本才能をつっこむ
企業戦略からプロダクト戦略、事業戦略にしちゃいけない
顧客のニーズに十分適合した価値を作ると同時に会社には十分な利益を
主査は製品の社長であり、社長は主査を手助けする
CE制度、Cherf Engineer、カローラCE5兆円
個別新製品企画=現代の仕入れ +才能・個性・自分の思い
CEによる開発指示、インセプションデッキみたい
大主査、中主査、小主査、ニューモデル、フルモデル、
デザイン思考、リーンスタートアップに飛びつくカモ層
小さいバッチで試せばトヨタみたいにもうかる=Lean
売れないモノをつくるのは犯罪である
PMの住人、PD1の住人、PD2の住人
日本人の頭と腕でIT産業は確立できる外国人に頼る必要がない
まとめ:本日からPOはPM、価値から話を始める、作るは3つのレベルがある

Added by aretan 2018-07-19 ago